くまくま会発足の由来と経緯

当ホームページをご覧頂きまして、ありがとうございます。我々は、「熊野大学聴講生による熊野を語る東京の会」(略称くまくま会)と申します。

そもそもこの会は、何も大それた会として発足の運びとなった訳ではありません。2012年8月に和歌山県新宮市にて行われました”熊野大学夏期セミナー ケンジアカデミア”へ参加して知り合った何人かが東京へ戻り、メール交換などしているうちに、「せっかく知り合いになれたのにセミナーで年に1回会うきりというのでは何だか勿体ないし、熊野や中上健次に興味があって集った仲間なんだから、この邂逅を活かして何かやってみようよ」という機運が生まれて来ました。

そこで、何はともあれまずは宴会を,という訳で2012年12月1日に忘年会、2013年1月10日に新年会を開催し、それぞれ15名くらいの方々にお集まりを頂いたのでした。どちらも盛況で大変に楽しかったのですが、ただ集まって酒飲んでるだけじゃ発展性がない,という建設的な意見も出され、それじゃ年に何回か講演会や勉強会でもやって見ようじゃないか,と酔った勢いで盛り上がって、そのまんま何となく始まってしまったのでした。このいい加減さ,おおらかさが、何とも中上的・熊野的なところとでも言えましょう。

手探り状態を続けながら、少しずつ、より良い方向へと進んでゆければと思っています。現代のこの生きづらい世の中にあって、少しでも人生を楽しみ、生きることの意味を見出せる会でありたいと願っています。