追悼:石井泰四朗さんとのお別れにあたって

こんにちは、今回のブログ担当の大録です。いよいよ寒くなってきました。

さて、実は今月に入り、私たち会のメンバーにとって、とても悲しい事がありました。ブログの中で恐縮ですが、紙幅を割かせて頂きたいと思います。

くまくま会の会長、石井泰四朗さんが、11月10日出先の山梨県甲府市にて倒れられ、11月12日の土曜日、とうとう帰らぬ人となりました。 

あまりにも急なことに、編集委員一同、茫然としていましたが、石井さんが実現に奔走した今度の例会だけはきちんとしよう、と皆の思いがまとまりました。

 11月19日、第10回目を数える例会の当日は、奇しくも石井さんの告別式と重なることとなりました。

 直前まで本当にお元気で、会場の確保に調整に走り回り、飲み、語り、今回のお三方の研究発表を楽しみにしていた石井さんの姿を、19日の会場に見ることができないことが、不思議で仕方がありませんでした。

 会長としての石井さんは、誰に対しても分け隔てなく、太陽のように集う人を受け容れてくれる存在でした。

 中上健次も文学研究も初心者の私が、例会にしばしば通い、編集会議にまでお邪魔するようになったのは、石井さんを中心にして会に流れる「熊野的な」空気に引き寄せられたからだと感じています。

ほんのちょっとした話にも、石井さんが大きく顔をほころばせながら、「ほお、すごいなあ!」「いいねえ!」と打ってくれる相槌に、心をゆるませ、勇気づけられ、次も来ようと思えていました。そんな記憶があるのは、私ばかりではないと思います。

そんな大きな存在であった石井さんが、あまりにもあっけなく、旅立ってしまわれたように思い、未だ茫然とする気持ちが拭えません。

一方で、編集委員としては、石井さんの手元にあったくまくま会の連絡先リストをまだ引き継げておらず、連絡先を頂いている皆さま全員にお知らせすることができず、心苦しく思っております。このブログで初めてお知りになられ、驚かれる方もいらっしゃるかと思います。

くまくま会は、石井さんの遺志をできる限り受け継ぎ、今後も活動を続けて行く予定です。どうぞ、新年会や、次の例会には足をお運び頂き、石井さんの思い出を皆で語り合えれば幸いです。


末筆ながら、石井さんのご冥福を、心からお祈り申し上げます。